一戸建てを購入したら維持費どれくらい?マンションと比較して解説

一戸建ての維持費とは

 
一戸建ての購入を検討している方の中には、どれくらい維持費が掛かるのか気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、一戸建ての維持費の内訳や金額の目安を詳しく解説して行きます。
また、マンションと一戸建てどちらを購入するか迷っている方に向けて、それぞれの維持費を比較してお伝えします。

1.一戸建てにかかる維持費とは

まずは、一戸建ての維持費にはどのようなお金が含まれるのか、内訳を確認して行きましょう。

1.1.毎年支払う必要のある税金

一戸建ての住宅を所有する上で必ず支払わなければならないのが税金です。一戸建と建物が建っている土地に対して固定資産税と都市計画税が課税され、毎年各自治体に支払わなければなりません。
一戸建てにかかる税金についてより詳しく知りたいという方は、下記の記事を参考にしてください。

購入では家賃との比較材料として、相続では維持費として、税金の話になります。そこで今回は土地と家にかかる税金の種類と特徴、調べ方、そして計算方法と順に解説します。

1.2.経年劣化などにともなう修繕費用

一戸建て住宅の維持費として欠かせないのが修繕費用です。水漏れなど緊急性の高い修繕もありますが、定期的にメンテナンスをして大きなトラブルが起こるのを防ぐことが大切です。
修繕が必要な箇所としては、外壁、給湯器、屋根、水回りなどが多く、修繕費用は築年数が経つほど高くなる傾向にあります。

1.3.万が一の備えに必要な保険

万が一に備え、火災保険や地震保険に加入しておくと安心です。
火災保険に関しては、住宅ローンを組む際に、加入を義務付けられるケースも多くなっています。万が一火災が起きてしまっても、ローン返済を免除されることはなく、金融機関はローン返済の滞りを防ぐためです。

1.4.町内会などの自治会費

一戸建ての場合、自治会への加入率は高く、多くの場合は加入することになるでしょう。長年その土地で住むことを考えたら、自治会に入っておくのは無難で、最近ではマンションなどでも自治会に加入するケースが増えているほどです。

自治会に入るとなると、自治会費の支払いが発生します。金額は地域によって様々で、年会費の他に地域のお祭りや清掃活動など、行事のたびに寄付金を納めることもあります。

2.一戸建ての維持費の目安はどのくらいか

一戸建てにかかる維持費
 
ここまで、一戸建ての維持費の内訳を見てきました。ここからは、実際にどれくらいお金がかかるのか具体的に見て行きたいと思います。

国に納める税金、固定資産税

まず固定資産税についてです。
固定資産税は、市区町村が個別に定める固定資産税評価額によって税額が決まるため、一律ではありません。
固定資産税の税額は「固定資産税評価額×1.4%」という式で計算できます。
平均で年間10~15万円程度です。

不動産の正確な固定資産税額を知りたい場合は、知りたい物件の固定資産税評価額を知る必要があります。
固定資産税評価額の調べ方は、こちらの記事を参考にしてください。

土地の評価額には様々な指標が有り、「一物四価」あるいは、「一物五価」と言われます。 土地の評価額の種類 実勢価格 ...

万が一の時に安心、家の保険

保険については、主に火災保険や地震保険、家財保険などがあり、年間で2~3万円ほどかかるケースが多いです。

上記の3つが基本の保険になります。火災保険は火事などの火災のほかに落雷や風災、雪災などの損害に耐用しているが一般的です。

劣化した設備を直すために、修繕費

修繕費用は、築10年~15年で屋根や外壁のメンテナンスに100万~150万円ほど、床張替えなどに100万円ほど、トイレ・風呂などの水周りに200万円ほどかかると言われています。
また、キッチンなどの修繕には平均130万円ほどかかります。
そして、先ほども説明した通り、築年数が経つほど、修繕箇所が増え、修繕費用も高くなっていくので注意が必要です。

3.維持費を節約するには修繕費を抑える

維持費を抑えるには修繕費
維持費の中で最も節約しやすいのは修繕費用で、維持費を節約したければ、修繕費用を抑えることが効率的ということになります。
まず、新築時もしくはリフォーム時に、耐久性の高い建材を選ぶことが重要です。耐久性の高い建材を建物に使用することで、メンテナンスの頻度を減らすことができます。
外壁や屋根塗装などのメンテナンスを業者に依頼する場合には、必ず複数の業者に見積もりを依頼して料金を比較し、適切な金額を比較することが大切です。
また、全てをプロに依頼するのではなく、自分でできるメンテナンスは自分で行うというのも効果的です。
例えば、壁の塗装を専門業者に依頼した場合、費用は約70万円〜100万円ほど掛かってしまいますが、DIYで行えば、費用は道具の購入代だけで済むので、20万円〜30万円くらいに抑えることができます。
このように簡単な修繕を自分で行うことで、コストを大幅に抑えることができます。

4.一戸建てとマンションの維持費を比較

一戸建てとマンションの維持費を比較
これからマイホームを購入する方の中には、一戸建てにするかマンションにするか迷っているという方もいるかもしれません。
一戸建てに住む場合とマンションに住む場合、より維持費が高くなるのはどちらなのでしょうか。ここでは、それぞれの維持費を比較してみようと思います。

4.1.どちらにもかかる固定資産税

固定資産税は一戸建てとマンションどちらにも課税されます。
固定資産税は土地よりも建物部分に多く課税されます。
マンションのような鉄骨や鉄筋コンクリートの建物は耐用年数が47年と設定されているため、耐用年数が22年と設定されている木造住宅と比べ、建物部分の価値が下がりにくく、固定資産税も下がりにくくなっています。
マンションは土地部分の負担は少なく、建物部分の負担が大きくなります。
したがって、同じ条件であれば、固定資産税は一戸建てよりマンションの方が高くなるのです。

4.2.毎月発生する維持費

マンションの場合、建物を維持管理する費用として「管理費」「修繕積立金」が毎月かかり、駐車場を借りる場合は「駐車場代」も必要です。
管理費とは共用部分の電気代や水道代、また管理会社への管理委託費用などに使われるお金です。
修繕積立金は、将来建物を修繕するために積み立てるお金で、これを支払うことで、大規模修繕なども計画的に行うことができます。
駐車場代については、マンションの共有部分に駐車する場合は、管理組合に支払うことになります。支払った費用は、駐車場の電気代や整備費用、維持管理費用などに充てられます。
一戸建ての場合は、このように毎月決まった維持費がかかるわけではありませんが、将来の修繕に備え、費用を積み立てておく必要があります。

4.3.マンションと一戸建てのランニングコスト

マンションの場合、平均1万円/月の修繕積立金が発生し、10年間住んだ場合は120万円、戸建にかかる修繕費用は、10年ごとに100~200万円ほどです。
さらに、マンションの場合は管理費も合わせて、毎月平均2万円ほど支払うことになるため、10年間で維持費は240万円ほどになります。
一方、一戸建ての維持費はマンションの場合のように、決まった期間に必ず発生するというものではありません。
したがって、一戸建てのほうがランニングコストは安いということになります。

5.戸建ては築年数が進むと維持費が高くなる

一戸建ての維持費は築年数で上がる
築年数が経つと、経年劣化によって修繕費用が高くなりがちで、さらに新築の場合には、数年後に固定資産税額が上がることもあります。
ここでは、経年に伴う維持費用の変化について、詳しく解説して行きます。

5.1新築の場合には固定資産税が高くなることも

新築住宅には、固定資産税の減額措置が適用されます。
この減額措置は、平成30年度税制改正により2年間延長され、平成32年3月31日までに新築された住宅に、適用されることになりました。
平成32年3月31日まで新築の一戸建て住宅の場合、この措置が適用されると、固定資産税が3年間1/2に減額されます。
この適用期間が終了すると、固定資産税の支払額が増えることがあるため、注意してください。

5.2.経年劣化によって修繕規模が大きくなる

築年数が経てば経つほど、建物の老朽化が進み、修繕が必要な設備が増えてきます。
築年数が古くなると、同時に複数の設備が故障するというケースも考えられます。
例えば、水回りなどの大規模な修繕を同時に数カ所行う場合、一度に数百万円程度の高額な費用が必要になります。
中には30年間で、修繕費が総額500万円を超えたというケースも。しかし、一戸建ての場合、マンションのように修繕費をコツコツと積立てているわけではないため、一気に支払わなければなりません。

6.維持費が高額になる場合には住み替えも視野に

維持費を考えて住み替え
経年に伴う維持費の負担の増加を考えると、住み替えを検討した方がお得な場合もあります。
ここからは、住み替えを検討する際のポイントを解説します。

6.1.維持費が高額になるのはいつなのか

維持費が高額になるタイミングとは具体的にいつ頃なのでしょうか。
マンションの場合、築10年を越えたあたりから修繕積立金が増えてくると言われています。
一戸建ての場合は、それぞれ不備が起きるタイミングが違うため一概に言うことはできませんが、10年目以降は外壁塗装が必要になる場合が多いです。
今現在マンションに住んでいる人は、購入予定の一戸建てと比較することで、コストを把握することができると思います。
金銭的な面だけになりますが、今住み替えて良いかどうか判断する際に1つのポイントになるでしょう。

6.2.ライフスタイルの変化に合わせた住環境に

自分や家族のライフスタイルの変化に合わせて住み替えを考えることも大切です。
例えば、子供が小さいうちは一戸建てでのびのびと暮らし、子供が巣立ったらより便利なマンションに住み替えるなど子供の成長に合わせて住み替えを考えることもできます。
また、郊外の一戸建てより駅近のマンションの方が通勤に便利といったように、自分や家族の仕事に合わせて考えるのも良いでしょう。
自分と家族のライフスタイルを具体的にイメージし、住みやすさやお金のことをトータルで考えた上で判断することが必要です。

6.3.一戸建ての査定するなら一括査定サイトがおすすめ

住み替えを検討するのであれば、まず今住んでいる家がいくらで売れるのかを調べてみるのが良いでしょう。
相場をできるだけ正しく把握するためには、一社だけなく複数の不動産会社に査定を依頼し、査定額を比較してみる必要があります
複数の査定額を比較することで、価格の幅を知ることができるだけでなく、自分と相性のよい営業担当者がいる不動産会社に出会える可能性も高まります。

HOME4Uの無料一括査定

7.一戸建ての維持費をしっかり把握しよう

一戸建ての維持費を把握しよう

毎月一戸建てにかかるお金は住宅ローンだけではありません。
固定資産税や修繕費などの維持費もプラスしてかかるため、購入する際にはその点も考慮しておきましょう。
同じエリアの物件であれば、マンションより一戸建ての方が購入費が高いことが多いですが、維持費などを合わせると大して変わらない、場合によってはマンションの方がお金がかかると言うケースもあります。
住宅ローンが支払い終わった後、毎月の管理費などを支払わなくて良い分、金銭的により楽なのは一戸建てです。
こうした点をよく考慮して、自分や家族のライフスタイルに最適な住環境を考えて行きましょう。

不動産会社8社に査定を依頼したら
不動産会社8社に査定を依頼したら330万円の差があった

今後の目安のため、一括査定サイトを使って実家の査定を依頼したところ、安い会社と高い会社の差が330万円ありました。
簡易査定なら情報を入力するだけで、その日の内に連絡が来る会社も多く、売却相場がすぐに分かります。

主な不動産会社
ただし、一括査定サイトもすべての不動産会社と提携しているわけではありません。 1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)または人口が多い地域の不動産の場合、大手企業6社が集まった「すまいValue」も合わせて検討するとよいでしょう。

すまいValueの無料一括査定

人口の多い地域の場合、おうちダイレクトの不動産会社なら、Yahoo!とおうちダイレクトのネットワークを活用し売却をサポートしてくれます。独自の販売活動ができるため、他にはないより高い査定額が期待できます。

おうちダイレクトの無料一括査定

「でも、わずらわしい営業電話はこないのか?」
「どのような感じで連絡がくるのか?」
そんな疑問に身をもって体験した結果はこちら。


「そもそも不動産一括査定サイトって何?」
「メリットあるの?」
「デメリットは?」という方はこちら。