土地活用に関する相談。信頼できる業者を見つけるためには

土地活用の相談をしたい

 
両親が施設に入り住まなくなった土地を活用したい、相続した土地を有効活用したいと考えていても、大きな決断だけになかなか行動に移せない方は多いでしょう。そんな時、まずは知識を深めたり誰かに相談したいと考えることはありませんか?この記事では、さまざまな使い方があって迷ってしまう土地活用の第一歩を相談できる相手やサービスをご紹介します。

1.土地活用に関して相談出来る相手とは

土地活用の相談相手とは
土地活用をするには、初期投資や設備が必要なものもあります。自分の持っている土地や資金でどのようなことができるかを考えたい場合には、それぞれの専門家に相談するとよいでしょう。ここでは、悩み別にどんな専門家に相談すればよいかを見てみましょう。

1.1方向性を決めるための相談先

土地活用を検討すると、まずは目的を明確化することが大切です。
現在の資金で可能な活用方法を見出したい場合はファイナンシャルプランナー、銀行などの金融機関、税理士などに相談すると良いでしょう。
これらの相談先は、不動産会社のように土地活用自体を商売にしていないため、利害無く客観的に意見を求めることができます。
また、お金や税金に関する専門家であるため、収益などに関して相談することで土地活用の方向性を決めることができるでしょう。
所有している土地の立地条件などによって、活用方法がある程度決まっている場合はスムーズですが、明確な活用方法が見つからないそもそも活用方法に迷っている方も多いのではないでしょうか。
相談先を迷っている場合は、土地活用に関するリスクや実現性といった観点から、最適な活用方法がわかる下記の記事も併せて確認して下さい。

土地の活用方法15種類を紹介!失敗しないコツと合わせて知ろう

1.2土地活用は土地の専門家に聞く

具体的な活用方法について知りたい場合は、土地の専門家に聞くと良いでしょう。
土地の専門家には、ハウスメーカー、工務店、設計事務所、ゼネコンが挙げられ、その他の専門業者などは土地活用について具体的に相談出来ます。
なお、業者によって得意不得意な分野があるため、方向性がある程度決まった状態で相談することをおすすめします。
土地の売買を行う不動産会社やデベロッパーでは、土地活用に関するセミナーを開催しています。
無料で参加できるセミナーもあるため、方向性が決まっており、内容に興味がある場合は、各種セミナーに参加して勉強すると良いでしょう。
セミナーに参加すると、不動産会社と契約する前に会社の方針や雰囲気などを知る事も出来ることがメリットです。

その他にも、土地活用のための相談先はたくさんあります。その土地に合った活用方法を選ぶことで、その土地を最大限に生かすことができます。どのような相談先があるかを知り、どこが適しているかを検討するとよいでしょう。

【土地活用どこに相談する?】一覧と失敗しない相談先の見つけ方3つ

1.3怪しいセミナーに騙されないために

近年、不動産投資は富裕層や投資家が行うという概念は崩壊し、サラリーマンなども土地活用をしており、株式投資と共に人気の高い投資方法の一つです。

このような背景から、土地活用を含めた不動産投資に関するセミナーやイベントは数多く開催されており、無料で参加できる場合も数多くあります。
どんなセミナーに行ったらいいのか分からない、行ったら詐欺だったらどうしようといった不安がある場合は、大手不動産会社などのイベントに行くと良いでしょう。

ただし、無料で開催されているセミナーというのは不動産会社の商品に対する営業目的であるケースが多いため、商品の紹介や自社の商品を良く見せる内容が含まれていることを覚えておきましょう。
また、このようなセミナーやイベントの中には、大手不動産会社の名前をかたった詐欺もあるので気をつけましょう。

セミナーやイベントの開催予告は、新聞の折り込み広告やポスティングされるチラシで行われるケースもありますが、申込みする際は偽情報にひっかからないためにも必ず公式サイトから行うようにしましょう。
不動産投資は、取得する不動産の価格が高額なこともあり、決して利回りが高い投資とは言えません。
そのため、土地活用を始めたらどんどん儲かるといった内容のセミナーには十分に気をつける必要があります。

1.4不動産情報サイトを利用する

不動産を相続した場合、現金ではないため相続人同士で平等に分割しにくいだけでなく、活用方法に悩みがちです。
このような場合は思い切ってお金や土地の専門家に相談してみましょう。活用したい方法があったとしても、土地の面積や建ぺい率などの問題が原因となり、思うような活用ができないケースもあります。
従って、土地活用を検討する場合には、活用方法に応じた不動産のルールを知る必要もあると言えるでしょう。
土地活用をするには、不動産に関する細かい法律などをある程度把握しておく必要があります。しかし、個人で何をどこまで理解するかは難しいもの。プロに相談すれば、必要な知識に関しても相談できるのも魅力の一つです。

相談先を選ぶ際は、複数社の相談先を検討するのが重要です。土地活用をスタートさせるにはさまざまなことを検討・決定していかなくてはいけません。

迷った際に助けを求められるのは、相談先のプロです。相談先のプロと相性が悪ければ、プロの回答に不信感を持ったり、相談事態が億劫になってしまいうまく進めることが難しくなるでしょう。

そのため、複数社の相談先を比較し、検討することが大切になるのです。候補先は一括プラン請求サイトを使うと手間なく複数社に絞れるので初心者の方でも簡単です。
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2.活用方法によって相談先を選ぶ

土地活用の方法で相談先は変わる
土地活用には、アパート経営や太陽光発電の設置などさまざまな方法があり、活用方法によって相談先が異なります。

2.1マンションやアパートなどの経営

マンションやアパート経営は、最もポピュラーな土地活用の一つです。
新しくアパートやマンションを建築する場合は、ハウスメーカー、工務店、設計会社。大規模なマンションを建築する場合はゼネコンがおすすめです。
工務店や設計会社は、土地に合せて建物の設計を進めていくため、判断には専門知識が必要になりますが、専門的な観点から扱いづらい土地でも上手く対応してくれます。

合わせて相談したいのは管理会社です。安定した収益を得るためには、一定の入居者を確保する必要があります。入居者の募集や手続き、物件管理などはプロである管理会社に任せると効率的に行え空室を減らせる率が上がるでしょう。しかし、この場合管理費用がかかるので、利益が減ることは認識しておきましょう。

2.2駐車場やトランクルームなどの経営

近年はマンションやアパートなどの集合住宅が急増し、敷地内に戸数に応じた駐車場を確保できないケースもあるため、月極駐車場への需要が高まっています。
駅の近くであれば、時間単位で気軽に利用できるコインパーキングへの需要も高く、他の活用方法よりも初期費用が少ないことが魅力の一つです。
また、スキー道具やサーフボードのような季節に特化したグッズを保管できるとして、トランクルームの設置が各地で相次いでいます。
駐車場やトランクルーム経営の相談先は、不動産会社やそれぞれの専門業者がおすすめです。
どちらも業者に土地を貸して地代を受け取る方法と専用の設備を購入して管理を業者に委託する方法の2種類があり、自分に合った方法を選択できます。

駐車場経営をするなら

トランクルームを経営するなら

2.3高齢者施設などの経営

少子高齢化が進み、高齢の夫婦や単身者が増加しており、要介護高齢者が多く入居する老人ホームではなく、自立して生活できるが軽度の介護や生活支援のサービスなどが受けられるサービス付き高齢者向け住宅の増加が求めらています。高齢者向け住宅は土地活用の制限を受けているエリアでも運営が可能な場合もあり、注目の集まる土地活用です。大規模で専門性の高い建物を建設する必要があるため、ハウスメーカーや工務店、設計事務所への相談がおすすめです。
基本的な相談先は、マンションやアパートの建築と同様ですが、一度始めると、他の活用方法に転用しにくいことが難点です。
高齢化社会によって需要が高まっており、空き室になる心配は少ないですが、行政による制限や補助制度の変更などが起きる可能性があるので注意が必要です。

2.4太陽光発電の設置

太陽光発電は人が多く集まったり交通の便の良い都市部の土地より、広く開けていて遮るものがない田舎の土地に向いている土地活用です。生産した電気は一定期間国が定めた価格で電力会社に買い取ってもらえ、賃貸経営のように競合と競って負けるということもないので、比較収益が安定した土地活用の一つです。

太陽光発電の相談は施工などを行ってくれる専門業者に相談するのが良いでしょう。土地が太陽光発電に向いているか、市区町村に補助金制度はないのか相談することができます。土地の近くの専門業者がなかなか見つけられない、多すぎて選べないという場合は一括見積もりサイトで専門業者を探してみてください。

おすすめの専門業者をセレクトしてくれます。

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2.5借地にする

借地とは、土地を手放すことなく、誰かに貸して地代を収益にできる土地の活用方法の一つです。
更地のまま貸し出し、契約の際に一般定期借地権で契約すると、契約満了時には元の状態に戻して返却されるため、次の借り手に貸しやすいことがメリットです。借地の相談は、不動産会社がおすすめです。
一度契約すると、契約期間中は自由に使用できないので、注意してください。
立地条件が良い場合、一般的な貸し借りではなく、事業用定期借地権を設定する方法もあり、一度の契約が10年以上50年未満のため、長期間安定した収益が見込めます。
ただし、土地のある場所が第一種低層住居専用地域など、お店を自由に建てられない場所の場合、借り手がつきにくいので注意が必要です。

土地の用途が制限されているかどうか、制限の内容は事前に確認しておきましょう。

用途地域とは?その種類と制限・調べ方について

3.相談する前の準備と注意点

土地活用を相談する前の準備
土地活用を相談する際には事前にどのような準備をしておくと良いのでしょうか。一つ一つの相談を有益にするために、必ず事前に準備はしていきましょう。

3.1出資金額を決めておく

土地の活用方法を決めたら、次に自分の自己資金などから土地活用に出資できる大体の金額を決めておきましょう
新たな建物を建てる必要のない駐車場経営やトランクルームなどは、初期費用がほとんどかかりません。
しかし、アパートやマンションの経営では、新たに建物を建設する際に高額な費用が必要となります。
このような場合、出資できる金額を不動産会社や施工会社と決めることで、大幅な予算オーバーを抑えることができます。
また、予算を算出する際には、依頼する業者に任せっきりにするのではなく、予算内に収めるためにも、予算の内容を確認し自分で算出するようにしましょう。自分で確認し、計算していないと、余計なオプションなどを付けられていても気づけず、余分な費用を払うことになりかねません。

3.2インターネットなどで情報収集する

土地活用に関する相談先を選ぶ際、スマホやパソコンを使ってインターネットで手軽に探すことができます。
業者によっては、公式サイト上で資料請求できるところもあり、サービス内容などをしっかりと吟味し、気になる業者があれば資料請求してみましょう。
ただし、インターネット上では、直接担当者とやり取りできないため、業者や担当者の雰囲気を掴みにくいと言えるでしょう。
そのため、気になる業者があれば実際に担当者と会い、本当にお願いしても大丈夫か確認しましょう担当者との相性が良いと話がスムーズに進みやすいため大切なポイントとなります。

3.3相談先に事前連絡をしておくとスムーズ

初めて土地活用に関する相談をする場合、業者主導で話を進められてしまうのではと、不安に感じる方も多いことでしょう。
業者にアポなしで尋ねた場合でもほとんどが対応してくれますが、事前に電話やインターネットで予約しておくことをおすすめします。
事前に連絡しておくと、先方も準備をしておいてくれるため、話がしやすいのです。
税理士などの専門家に相談する場合は、相談時間に応じて料金設定しているケースもあるため、事前に確認しておくようにしましょう。

3.4相談内容は明確にしておく

土地活用について漠然と相談するのではなく、質問したい項目を整理し、活用方法や目的をある程度明確化した上で相談することがポイントです。
活用方法や目的によって相談先は異なりますが、どういった活用をしたいのか考えると共に、目的と優先事項はあらかじめ考えておいた方が良いでしょう。
また、自分が検討している土地活用が、土地の立地条件や資金面などから、向いていない場合もあります。
このような場合、目的と優先順位を決めておけば、次にしたい土地活用が見つかりやすくなります。
さらに、土地の詳細が記してある登記簿を取得しておけば、より具体的な相談ができます。
登記簿の取得は、管轄の法務局や登記・供託オンライン申請システムで手続きでき、即日から数日程度で取得できます。

4.相談しても土地活用の決断に迷ったら

相談しても土地活用を決断できなかったら
土地活用はしたいけどリスクが怖くて決断できない、本当にこの土地活用でいいのか迷ってしまうということもあるでしょう。そんな時は以下をやってみると良いでしょう。

4.1土地の書類を持って行き細かく相談

土地活用に関して相談する際に、活用したい方法や準備できる資金が整っていても、活用したい土地の詳細がわからないと、土地活用のアドバイスが難しいと言えるでしょう。
専門家や業者からの質問に対して正確に答える自信がない場合、土地に関する書類を持参すると安心です。
土地活用に関する相談において、持参すると安心な書類は以下の通りです。

  • 土地登記簿謄本
  • 土地の公図
  • 地積測量図
  • 建物図面
  • 住宅地図

この他に、土地に建物が建っている場合は、建物登記簿謄本を準備すると良いでしょう。

4.2売却も視野に入れて不動産会社へ相談

土地活用のさまざまな方法は、土地自体を手放すことなくできることがメリットですが、売却という方法も活用方法の一つです。
土地活用の一環として売却する場合、不動産会社へ相談できます。
その他の活用方法に不安があり、想定する程の収益が見込めそうもない場合は、思い切って売却した方が良いケースもあります。
売却すると、税金の支払いや維持管理の必要がなくなり、わずらわしさから解放されます。  

まずは一括査定サイトを利用しよう

土地の売却を検討した場合、最寄りの不動産会社に相談することもできますが、不動産会社によって査定額が異なるため、複数社に依頼することをおすすめします。
複数社に一括で査定を依頼できるツールとして、インターネット上には一括査定サイトが登場しています。
このようなサイトを利用すれば、複数社から提示された査定額を比較できると共に、パートナーとなる業者を見極めやすいと言えるでしょう。
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5.正しい相手に相談することが土地活用を成功させる一歩


土地の活用方法は数多くあり、眠っている土地を有効的に使うという良いことだと言えます。
ただし、土地活用はビジネスの一環であるため、大金を巻き上げることを目的とした悪徳業者が存在するなど、リスクも伴います。
また、本職が忙しく、所有する土地が現在居住しているエリアから遠い場合は、土地活用が難しいケースや活用に費用がかかることもありますが、売却するとこのような問題が解消されます。
いずれにしても、土地を活用せずに置いておくと、固定資産税や維持管理費ばかりかかってしまうため、非常に勿体ないと言えます。
最適な相談先を見つけることが土地活用を成功させる第一歩であるため、まずは目的などを明確化し、活用方法を検討してみましょう。